私は仕事上、薬について色々と調べる機会があるのですが、最近またびっくりした薬がありました。
血液サラサラの薬として血栓予防薬の 『ワルファリン』は以前からあまり良い評判は耳にしてなかったのですが、調べて見ると なんと なんと・・・
『ワルファリン』は殺鼠剤だった!
1920年代のアメリカで、飼っている牛が出血多量により死亡するという奇妙な病気が発生し、調べてみるとカビの生えた牧草「スイートクローバー」に含まれる化学物質が原因だと判明。
この化学物質はネズミやウサギなど多くの動物で血液が固まるのを妨げる物質であることがわかり、その化学物質を使ってネズミの駆除剤が開発されました。
その薬の名前が「ワルファリン」だそうです。
その他、以前 調べてびっくりした薬の例
骨粗鬆症の薬 『ボノテオ錠』の副作用 “顎骨壊死・大腿骨骨折”
不眠症の薬 『ブロチゾラム』の副作用 “不眠・薬物依存”
抗がん剤『エンドキサン』のベースが 毒ガス兵器“マスタードガス”
新型コロナ治療薬『ラゲブリオ』は15万人に処方した結果 ”32人死亡”
びっくりして倒れそうです。
どんな薬もその薬を使う使わないは、薬の添付文書などを調べて情報を集め、慎重な判断を自分自身でもしていく必要がありそうです。
症状が重くなければ、
『薬以外の安全な方法で症状を改善することはできないのか?』
を考えてみませんか!